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英語のリスニングおすすめ参考書8選を勉強法とともに徹底解説!

英語のリスニングは日本人が苦手とする学習分野です。例えば、

  • 一語一語止めて聞けばわかるが、続けて聞いていると途端にわからなくなる
  • シャドーイングしているが相変わらず音の洪水のまま
  • リスニングの参考書って色々出回っているが、どれが効果的なのだろうか
  • 挫折ばかりだけど、今度こそリスニングをモノにしたい!

など、悩みや疑問は尽きません。

ですがご安心ください。
集中力と根気があれば、誰でも英語は十分聞き取れるようになります。

ただし、それには適切な教材と多少のコツを意識することが必要です。

そこで本記事では、初心者はもちろん、成果がでなくて悩んでいる人をも念頭に、
英語のリスニングの参考書を、勉強法とあわせて徹底解説していきます。

なお、言っておきますが、英語が聞き取れた時の驚き、かなりヤバイですよ!

この記事の執筆者について

主な経歴:特許事務所→公認会計士・監査法人→特許業界復帰→弁理士→独立(特許事務所・会計事務所経営)

筆者は長年、複数の専門職(士業)に従事してきましたが、実践的な英語力はこれらの専門実務を通じて磨いていきました(ちなみに短期出張を除き、海外経験はなし)。
例えば特許業務では、個人事務所でも国際特許出願は普通にありますし、海外の提携事務所との連絡も基本的にはすべて英語で行います。
他方で、読み書きはともかく、特にリスニングとなると試行錯誤と悪戦苦闘の連続でした。

筆者のこうした背景をも踏まえ、「活躍できる真の英語リスニング力」の習得法を皆様とシェアしたいと思います。

目次

英語のリスニングの勉強法

ディクテーション

一文ずつ聞こえてくる英語を書き取っていきます。
長い文は適当に区切っていきます。

ここで聞き取てなかった音声を中心に、CD等の音声教材を活用して自分で発音してみます。
音声の通り再現できるまで徹底的に反復練習するのです。

自分で発音できない音は聞き取れないからです。

オーバーラッピング

オーバーラッピングでは、音声が聞こえるのと同時にスクリプトを見ながら同じ言葉を読み上げていきます。

シャドーイングと異なり、タイミング的にずらして読みません。同時に音読するのです。

もっとも、声を出すと音声が聞きづらくなりますので、厳密には声は出さず、口だけ動かしてみる、あるいはつぶやくように読むのです。

シャドーイング

音声に少し遅れて自分で音読していきます。
影のように後からついていく、というイメージです。

練習の際は、逐一日本語に訳するのではなく、音のリズムを通じて内容をイメージするようにしていきます。

ところで、英語の聞き取りができるようになるには、英語の音のメロディーやリズムを、ある程度、耳に馴染ませておく必要があります。
聞き覚えのある(馴染みのある)歌や楽曲が聞こえてくると、直ぐにピンとくる、あの感じでしょうか。

例えば、

What I said is true.
<私の言ったことは本当です。>

こんな短い英語でも、全く聞き覚えのない状態では(リスニング学習ゼロの状態では)難しいかもしれません。
一語一語ゆっくり聞き入って、一語づつ拾っていくのが精一杯な人もいるでしょう。

特にWhat I saidの部分のメロディーが耳に馴染んだ状態にまで達していないと、頭が反応せず、ただの音の洪水のままで流れてしまうのです。

そこで音のメロディーとリズムを耳に馴染ませていく手法として、オーバーラッピングとシャドーイングを実践していきます。

ただし、(とても効果的なのですが)特にシャドーイングには落とし穴もあります。
この点について次に注意喚起しておきたいと思います。

シャドーイングの注意点~練習するほど効果が薄れる?~

シャドーイングの練習をしているのだけれど、初めて聞く音声は一向に聞き取れるようにならない!

既にシャドーイングを実践している人の中には、こんな悩みを抱えている人もいると思います。
実はシャドーイングには思わぬ落とし穴が…

音読・シャドーイングを繰り返していきますと、やがて自然とスクリプト(書かれた文章や文言)が頭に入ってきます。

なんとなく聞き取れているかのような感じがしますが、実は覚えてしまったスクリプトを聞こえてくる音と一緒に読んでいる(頭の中でなぞっている)だけだったりします。

浮き輪をつけて泳げた気になっている状況に似ていますね。

しかし音だけで情報処理できているか、と問われると、そこまでは至ってはいないのです。

はじめのうちは、それでもやむを得ないのですが、そのままですと問題が出てきます。

音を聞いてはいるものの、耳が悪戦苦闘してでも聞き取ろうとする努力を止めてしまうのです(水泳の練習でいえば、浮き輪を外されたときのあの必死さ、あれが無くなってしまうのです)。

ですので(ディクテーションの際でも)初めの数回は、できるだけ途中で音声を止めないで集中して聞いてみることをお勧めします。
どうしても確認したいと思った時に、適宜止めながら進めていきます

ポイントは短時間集中です!

後に来る語句や節を意識・予想する

どうしても聞き取れない場合は、全部を聞き取ろうとするのではなく、先ずは主語と動詞に集中してみてください。

これが出発点です。
その上でSVOCなどの文型を意識していきます。

例えばmakeという動詞が聞こえたら、第5文型(SVOC)を思い浮かべ、目的語や補語がくるのではないかと予想するのです。

同様に、the placeやthe townなど(場所や時を表す単語)あるいはthe wayという単語が耳に入ったら、「関係副詞がこの後あるぞ、そして、それに次いで主語と動詞がくるぞ」と意識するなり予想するなりしておいた方がよいでしょう。

特に関係詞などの節による修飾は、聞こえてくる英文の途中で再び主語や動詞が登場します。
ある程度予想や意識をしてないと混乱してしまいます。

間違った勉強法(特に初心者は注意)

  • 英語の音声の聞き流し
  • 洋画や音楽を使う
  • 単に英会話スクールに通うだけ

一番目は「英語のシャワーを浴びるように…」というやつです。
短時間集中して耳を鍛えることをしていません。

二番目は、英語のメロディーに耳が馴染んでいくという点で有意義のように思えますが、あまりお勧めしません。
英語の聞き流しになりやすく、題材としても適切とは限らないからです。
ですので、特に初心者はリスニング用の教材を使用することを推奨します。

三番目も同様です。
能動的かつ集中的な訓練をすることが大切なのであって、スクールに通えば自動的にリスニングが上達するわけではありません。
スクールや語学留学はリスニング上達のための素晴らしい機会を提供してくれますが、どこまで成果をだせるかは本人の学習に大きく依存します。

本気で頑張る方には、こちらのスクールがオススメ!

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英語リスニングの参考書の選び方

リスニング用の参考書の選定で注意すべき点を整理しておきます。

  1. 自分のリスニングのレベルはどれくらいか
  2. 参考書のレベルはどれくらいか
  3. 参考書の分量はどのくらいか
  4. 解説ではスクリプトの英文だけでなく、リスニングのコツについても言及しているか

最も大切なのは、参考書のレベルが自分に合っているか、という点です。

特にリスニングの勉強は、読解等のそれとは次元が異なるので注意が必要です。
その教材の読解ができるからといって、それがそのままリスニング教材に使えるとは限りません。

また、解説では、単にスクリプトの英文と訳だけではなく、リスニングの具体的なコツや聞き取りの難しい点についてまで解説されていることがポイントです(特に苦手な人)。

さらに、共通テスト対策など実戦形式の演習書を使う場合は、出題形式だけでなく、レベルや質にも注意を払います。
カタチだけ真似て、質やレベルが追い付いていないものがあるからです。

なお、実践対策レベルまで勉強が進んでいる人は、少し難しめのものが良いでしょう。
少し難しく感じるぐらいのレベルが上達には向いています。

逆に、文法や単語も含め基礎知識に自信がないという人は、中学英語の教材でCD等の音声がついているものをお勧めします

そこで音声面も併せて英語の基本を徹底的にやり直しましょう。
その方がリスニング学習としても効果があります。

英語のリスニングおすすめ参考書

英語耳 発音ができるとリスニングができる

レベル易(ただし口を使っての訓練という点では難)
メリット・発音記号とともにゼロから発音を学べる
・映画等の音声の聞き取りまで目指せる
デメリット ・読むだけでは意味がなく、自ら口を動かす練習(稽古)が必要   
・根気よく継続することが結構大変で、特に最初は面白くないかも         

自分で発音することを通じて、リスニング力を磨こうとする参考書です。

読むだけでは意味がありません。発声の訓練をしていくのです。
そのための指南書です。

発音記号のイロハから始まり、その反復練習を経て、さらには英語のリズムになじんでいきます。
そのため歌なども取り入れたユニークな作りになっています。

とにかく自分で発音できない音は聞き取れません
この参考書は、まさにこの視点からリスニングのコツを教授してくれます。

最初の1周目は、思うように口が回らず嫌気がさしてきますが、踏ん張りどころです(これが発音学習の最後の機会になるかもしれません)。

共通テスト英語〔リスニング〕 満点のコツ

レベル普~やや難
メリット・聞き取りづらいものを集めているため、真の訓練になる
・聞き取りのポイントを解説している
デメリット ・とにかく聞き取りづらいものを集めているので、初めはかなりキツイ       

センター試験の過去問や共通テストのプレテストを題材に使っています。

これらの過去問等のなかから、特に正答率が低いものや聞き取りづらい問題を中心に集めています。

また、音の変化等に関する聞き取りのコツについて解説しており無駄がありません。

共通テスト対策用ですが、英語リスニング力そのものを根底から習得できます。

やさしい音声は聞き取れるが、少し難しくなるとお手上げ、という人には是非お勧めしたいです。

英語[リスニング]の点数が面白いほどとれる本

レベル普~やや難
メリット・聞き取りづらいものを集めているため、真に訓練になる
・聞き取りのポイントを解説している
デメリット ・とにかく聞き取りづらいものを集めているので、初めはかなりキツイ      

こちらも、先の「共通テスト英語〔リスニング〕 満点のコツ」と同じ著者、竹岡先生によるものです。

内容は実質的に同じようなものです。
こちらの方が多少ボリューム感があり、多少手厚くした、といったところでしょうか。

共通テスト対策向け、と一応うたっていますが、ここで身についたものは、他の検定試験等あらゆるところで通用します。

発音できれば聞き取れる! リスニング×スピーキングのトレーニング 基礎編

レベルやや易~普
メリット・リスニングとスピーキングの両方が練習できる                  
・特に発音を重視している
デメリット ・やや分量が多い

音声と動画(映像)を活用して、リスニングとスピーキングの両方の練習ができる画期的な参考書です。
特に発音を重視しているところがポイントです。

英文自体は基本的なものを使いつつ、大学入試共通テストから英語検定・資格試験まで広く対応できる作りとなっています。

内容的にも、音声のポイントから実践演習まで網羅されていて、様々な学習者のニーズに応えてくれます。
まさにZ会の逸品です。

速読英熟語・同CD

レベル易~普
メリット・リスニング初心者にとって取り組みやすい                  
・熟語も一緒に学べる
デメリット ・CD別売りでコストがかかる

熟語をマスターするための参考書ですが、150~200語の英文から構成されています。

これをリスニングの教材として使っていきます。
英文および音声共にリスニング初学者にとってちょうどよい難易度といえます。

ですので、本格的なリスニング教材に取り組む前の準備として活用することもできます。
英語の音声だけでなく、英語の語順や発想にも慣れていきます。

この参考書では、特にシャドーイング(10回)をするのが効果的です(15分ぐらいで終わります)。
最終的にはテキストを見ないでシャドーイングできるようにしていきます。

CDは別売り。

関正生の英語リスニング プラチナルール

レベル普~やや難
メリット・入試を解くためのコツを解説している
デメリット ・聞き取りのポイントについての解説は乏しい                 

入試問題を解く際のコツをルール化しています。

また、アメリカ英語とイギリス英語の2つの音声が収録されています。

実践演習もついていますが、難易度は少し高めです。
基本的なリスニング力はつけておいた方がよいでしょう。

特に、注意したいのは、聞き取りのポイントについての解説が乏しい点です。
聞き取りの基礎は、学習済みであることが前提です。

とにかく入試で点を取るための参考書、といえます。

英検準1級 リスニング問題 完全制覇

レベル普~やや難
メリット・共通テストや英検はもちろん、広くリスニング力を身に着けられる
デメリット ・リスニング初心者向けではない                       

英検対策用ですが、リスニングの本質は変わりません。

特に、共通テスト対策としては、ちょうど良い難易度です(傾向も本質部分は似ていると思います)。
演習量も豊富です。

まさにリスニングを鍛えるための正当な演習書といえます。

ただし、全くの初心者向けではないので、先ずは基本的な聞き取りの勉強をしてから取り組むことをお勧めします。

大学入試センター試験過去問、同共通テスト過去問(プレテスト含む)

レベルやや易~やや難
メリット・自分のリスニング力を把握できる
・リスニングの基礎を鍛える上でも効果的な教材となる              
デメリット ・解説はなし(スクリプトDLのみ)

センター試験は英検2級レベル、共通テストは準1級レベルに相当します。

リスニングの基本教材としては、私はこれらが非常に完成度が高いと考えています。
とても効果的な練習ができるとともに、リスニングの基礎力を確認できるからです。

これで9割近く取れるようになったら、自信をもって英会話スクール等で学習ができるのではないかと思います。
なお、過去問は大学入試センターのサイトで入手できます。

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最後に

英語のリスニングの参考書と勉強法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

特に、参考書の選定については、参考書のレベルや解説に注意します。

また、使い方については、短時間でよいので集中すること、そして自分で発音してみることが大切です。

これらの点を念頭に置きながら、とにかく先ずはを丁寧に1冊を繰り返してみてください。

何かが大きく変わっていくはずです。


皆様の英語のリスニングが上達することを願っています。

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